一口馬主の小学校~競馬を生涯娯楽として楽しむ~

競馬をこよなく愛する競馬ファン「バブ」による一口馬主デビュー日記。その他、雑記あり。

馬体のお勉強とキャロット2017~その4~

引き続き、下記の本を参考にキャロット2017を評価してまいります。

 

 

8.ヒルダズパッションの16 父オルフェーヴル

◆コメント

→馬体のバランスは取れていますし、繋ぎもそこそこ寝ていて長さもあり芝向きに見えます。半兄もそこそこ走っていますし、芝の中長距離での好走を期待したい。個人的には、首から背中にかけてのラインが好みではないのと、血統的に素軽さがあるかを動画で確認したいところ。測尺は非常に良いですね。

◆総評

C→価格がやや高く感じます。馬体カタログだけで言えば、特筆すべきところはないように見えます。

 

9.ビキニブロンドの16 父オルフェーヴル

◆コメント

→測尺通り前駆の筋肉が特に足りておらず、幼く見えます。馬体のバランスがとれているので、遅生まれであることに期待できるのではないでしょうか。母系はそこそこ活躍馬を出しますが、本馬は母の初仔。先物買いと捉えるか、様子見するか。個人的には、かなり血統が濃く、気になる一頭です。

◆総評

C→現状は成長に期待して出資するしかありませんが、独特の血統と遅生まれ、価格を加味して出資しても良さそう。

 

10.フレンチバレリーナの16 父オルフェーヴル

◆コメント

→後駆の造りの形に違和感があります。肩まわりは厚みがありそうに見えますが、測尺の値が非常に悪く、管囲と馬体重が足りない。母の産駒は全馬勝利を重ねていますし、祖母はフサイチコンコルドアンライバルド等を輩出した母系ですが…。

◆総評

D→一口馬主をする以上、故障リスクの高い馬への出資はご法度。私なら手を出しませんし、こういう馬が走っても公開はありません。

 

11.ラドラーダの16 父ロードカナロア

◆コメント

→血統は言わずもがな、測尺の値が…デカイ!その数字通りに、筋骨隆々の馬体をしており、母は、種牡馬の特徴を産駒に伝えられる優秀な繁殖牝馬なのかもしれません。1月生まれで大きすぎるということはないでしょう。

◆総評

B→価格が高いこと、ほぼマイル以下に適性があることで評価を下げました。もちろん資質だけならA。個人的には、ここ最近のスプリントBIGレースでの藤沢調教師のイメージが湧きません。

 

12.ミスティックリップスの16 父ロードカナロア

◆コメント

→スラっとした馬体に丸いトモ(筋肉はまだ足りていませんが)があり、バランスの良い馬体をしています。母の産駒もサトノオニキスが日本で勝ち上がっていますし、母系に筋が通っています。マイル~2000mまでが適性に見えます。

◆総評

B→価格はそこそこしますが、馬体から出来が良さそうな気がします。厩舎は木村厩舎で賛否ありそうですが、票次第では今年の本命にする方もいるのでは?

 

13.スカーレットベルの16 父ロードカナロア

◆コメント

→筋肉が適度につき、名血らしい非常に均整のとれた馬体です。つなぎの角度、長さ的には芝もこなしそうですが、ダートに出やすい母系と、既に十分なサイズからダートに転ぶ可能性もありそうですね。

◆総評

A→カタログ馬体と血統だけで言えば本命にしてしまいます。しかもこの血統に、父ロードカナロアですから、母馬優先制度のあるキャロットであれば…。次世代にSS系種牡馬をつけることができ、SSクロスが発生するのも魅力的。募集額も控えめですしね。

 

 

以上、今日はここまで。