一口馬主の小学校~競馬を生涯娯楽として楽しむ~

競馬をこよなく愛する競馬ファン「バブ」による一口馬主デビュー日記。その他、雑記あり。

シルク2019年募集の適当レビュー その1

こんばんは。

 

タイトルの通り、先日、価格と厩舎が発表された2019年度(2018年産)の募集馬について、現段階での印象を、自分への備忘録的にかつ適当に、レビューしておきます!

私自身、出資馬を決める際には、結構、動画での動きを大切にするタイプではありますので、あくまで現段階で…ということで。

出資意欲度をA〜Eの5段階でつけておきます。

 

美浦入厩】

1.エクセレンスI I  出資意欲B

 厩舎は良い。母系の実績がまだ無い中で8000万を出せるか…。同じ理由から抽優馬権利を行使しなくて良いなら、馬体次第で候補になってくる。

2.トゥーピー  出資意欲C

 木村厩舎4頭のうちの1頭で、どの子の出来が良いのか迷います。 半兄にサトノクロニクルがいる中で、6000万は良心的だと感じるので、人気になりそう。そうなると、抽優馬権利を行使するほど欲しいかと言われると、現状そうでもない。

3.シャトーブランシュ 出資意欲A

 母が重賞馬であり、何よりサンデーサイレンスを持たないことが一番の魅力。厩舎もトゥーピーと同じく木村厩舎ですから、クラシックも意識します。価格が若干高めなのを嫌って、人気にならなければ良いなぁ。

4.ライラプス 出資意欲D

 母系は筋が通っていますし、木村厩舎ですが、母高齢の影響か、産駒の活躍が落ちてきているように思います。Dとしましたが、馬体が良ければ価格含めて候補には、なります。

5.マチカネタマカズラ 出資意欲B

 この子の1つ上のゴールドアリュール産駒の牝馬(アルコレーヌ)が、先日の追加募集にいて、出資しましたのでどうしても関心が強くなります。全姉にホウオウパヒュームがおり、血統的な裏付けもあります。加藤厩舎もシルク馬で実績がありますし、価格が少し強気な分、出来も期待してます。

6.レーヴディマン 出資意欲E

 派手な一族ですが、この母の直仔から、日本では目立った活躍馬は出ていません。価格も強気ですが、田村厩舎はシルク馬と相性良いとは言えません。

7.ピラミマ  出資意欲B

 スワーヴリチャードの全妹。5000万でも欲しいと思います。名伯楽の藤沢厩舎に預託される=他の血統馬との競争に勝たなければならないことが一番のネックかもしれませんね。もはや、シルク常連血統ですが、人気もするでしょうから、抽優馬を使用しなければ取れなさそうですね。

8.プチノワール  出資意欲D

 新規開業厩舎で預託場所が未確定なうえに、牝馬で4000万だと、さすがに姉にローブティサージュがいても、出資意欲が湧きませんでした。これから開示される情報次第で。

9.リュラ  出資意欲B

 初子で5000万は、今のカナロア産駒×国枝厩舎(=アーモンドアイ)の組み合わせなら仕方ないでしょう。もちろん、出資はしたくなりますが、人気するのと、やはりカナロア産駒は適性が2000m以下だと思うことが…。

10.パープルセイル  出資意欲D

 母は芝、ダートでそれぞれ1勝ずつした2勝馬。本馬が初子ですが、母系を遡ってもそこそこ走っています。古賀厩舎というのも悪くはないです。大物かと問われればそうではなさそうで、かもなく不可もなく…。

11.フィロンルージュ  出資意欲D

 母系は、ヴァーミリアンを代表に活躍馬を多数輩出したスカーレット一族も、母の直仔は4勝馬が初子で出た限り、活躍はイマイチ。基本はダート血統のイメージで、牝馬なのも気になります。手塚厩舎であることが、唯一もしかして…?と思わせてくれる材料です。

12.シルクユニバーサル  出資意欲D

母からは、モンドインテロ、セダブリランテスが同じシルクから出ているものの、いずれも手塚厩舎。父が成績が振るわないオルフェに変わったうえに、高柳瑞樹厩舎になりましたから、上よりも出資意欲が高まるかというと…。父オルフェ×母父ブライアンズタイムもあまり良い結果にはなっておらず、出資するならダートの覚悟で。

13.ガラディナー  出資意欲C

 ハービンジャー×大竹厩舎の組み合わせは、ブラストワンピースと同じ。全兄に3勝のベストリゾートがいるため、Beringの3×3は問題ないかと。牡馬の割に価格も2500万で手が出しやすく、1/28の早めの生まれも、今の日本の競馬には良い方に転びそう。

14.ライツェント  出資意欲C

 言わずと知れたディアドラの全妹。厩舎も鹿戸厩舎なので、人気しそう。4500万は高いというのが本音。

15.ブロンシェダーム  出資意欲B

 祖母にスリープレスナイトがおり、父ルーラーシップ ×母父ディープインパクトですから、2番子で母の繁殖実績がなくとも、牡馬で2000万なら出資する価値がありそう。厩舎が新規ということで未確定なのは、少し残念も、有力厩舎に確定しているよりは、出資しやすくなって良いかもしれない。

16.スナッチマインド  出資意欲C

 こちらもルーラー×ディープの組み合わせで魅力的。初子であるものの、母はシルクでG3で3着馬。となると、何故に宗像厩舎なのか。5/5生まれであることを考慮して、しっかり実馬を見たい。

17.シーズインクルーデッド 出資意欲A

 新種牡馬ドゥラメンテに、半兄に芝重賞馬がいる組み合わせは、非常に魅力的。手塚厩舎に預託されるのもプラスでしょう。4000万だと、今のシルクでは大人気するのでしょうか。

18.スイープトウショウ 出資意欲B

 母は名牝も、その産駒の活躍はイマイチと言っていいでしょう。ただし、2つ上のスイープセレリタスは、中々の素質馬でしょう。母が高齢なのは気になりますが、国枝厩舎に預託されますし、出来が良いことが推察されます。牝馬に加え未知の新種牡馬で4000万は、正直高いのが本音でも、人気しそうです。

19.ディープストーリー  出資意欲D

 目に付くのはサンデーサイレンスの3×3。本馬が2番子で、母の繁殖実績は未知。母父はディープインパクトなので、走ってくれれば、今後ドゥラメンテの種付先の可能性が広がります。他に比べてやや控えめな価格設定なのと、決してシルクと相性の良いとは言えない大和田厩舎なのが気になります。

20.レネットグルーヴ  出資意欲B

 名前からわかる通りエアグルーヴ一族。本馬は2番子で母の繁殖能力は未知も、母父キンカメ×父モーリスで、サンデーサイレンス4×3で、エアグルーヴ一族となると字面的には、走りそうで人気しそう。萩原厩舎はコンスタントに勝ち星を重ねてくれます。4000万の価格は少し高めでしょうか。

21.アドマイヤテンバ  出資意欲D

 これまたグルーヴ一族にモーリスの組み合わせ。良血に付けられるモーリス産駒の可能性が凄いですね。母の産駒は、非サンデーのキンカメやハービンジャーを1〜2勝。モーリスのサンデーサイレンスと母系のサンデーサイレンスを掛け合わせて、能力が引き出てくれば面白いですね。ただし、黒岩厩舎なのは正直疑問。

22.アルギュロス   出資意欲D

 2番子につき母の繁殖能力は不明も、祖母はシルヴァースカヤの良血馬。個人的には、母父マンカフェのイメージが無く、調べてみると、ニュージーランドTを勝ったダンツプリウスが一番賞金を稼いだ馬のようです(合ってるよね?)。

和田厩舎は、シルクの馬をコツコツと走らせてくれる印象で、上記の情報と共に、爆発力のある馬というよりは、コツコツ派なのかなぁーという邪推です。

23.ビジュートウショウ  出資意欲D

 2番子につき母の繁殖能力未知も、スイープトウショウの一族。母父ディープスカイディープインパクトの子ディープブリランテ産駒と、血統表にたくさんディープが…。つまりは、サンデーサイレンスの3×4です。武井厩舎は、素質馬のミスティックグロウがおり、シルク馬の実績もあります。牡馬でこの価格なら出来次第で無くはない(母父ディープスカイは気になりますが)。

24.メモリーレーン  出資意欲E

 初子。母系を見渡せば、コンスタントに走っている感じも、派手さはない。中舘厩舎にシルク馬は、初めての預託。1400万馬。サンデーサイレンス3×3のクロスきつめ。ちょっと出資意欲が湧かず…。

25.ヒストリックレディ  出資意欲C

 母系はハープスター、ベガに繋がる名牝で、母の初子が4勝シルク馬のイストワールファムなので、筋の通った募集馬。母父ネオユニヴァースで、サンデーサイレンス4×3に加え、サドラーズウェルズとフェアリーキングの4×4があり、配合の意図を感じる。あとは、ダートに転ぶような気もするので、芝馬好きからすると少し意欲は下がるものの、牡馬なので、むしろ保険的な買材料かも。木村厩舎なのも良い。

26.アンソロジー  出資意欲E

 ポップロックに繋がる母系も、母産駒に目立った活躍馬を無し。林厩舎へのシルク預託馬は初。個人的には、リオンディーズ産駒は、ダートに転ぶ馬も結構出てくるのでは?と思っていますから、牝馬なのもちょっと敬遠材料。

27.シンプリーディヴァイン  出資意欲E

  母系に目立った活躍馬はいなさそうで、父エイシンヒカリ以外に興味が湧くポイントは正直無い。田中厩舎は、シルクのロングランメーカーやグラマラスライフといった、地方から帰ってきた馬を預かっている以外に、目立った活躍はない。

28.ガルデルスリール  出資意欲D

 初子。母系はコンスタントに勝ち星を挙げている。エイシンフラッシュ産駒自体もやや頭打ちになるのと、母父ダイワメジャーとの組み合わせも成功例なし。強いて言うなら、預託先の栗田調教師は、愛馬スイートセントと、同じくシルクのキューグレーダーを2勝させている。それぞれ1500万のワークフォース牝馬と、1800万のダノンシャンティ牡馬である。本馬は、1500万のエイシンフラッシュ牡馬である………。

29.ベッラレジーナ 出資意欲E 

 初子。祖母ベッラレイアであり、その一番の産駒と言えるベッラレジーナの子。ただ、祖母以降の中央勝利馬は母のレジーナのみで、母系活力に疑問。加えてシンクリ産駒のエピファネイアが父で、母父ネオユニヴァースとなると、ダート牝馬の出来上がりとはならないか?

30.フィエラメンテ   出資意欲D

 母産駒は1勝馬が2頭。母系はトゥザヴィクトリーに繋がる。シルク馬×高橋厩舎での実績は乏しいが、父ジャスタウェイ×母父タニノギムレットは、クラシック適性が高そうではある。

31.メジロトンキニーズ  出資意欲E

 母の産駒はトリオンフが重賞馬で、アルファライズも2勝していて将来性もありそうだが、ともにクロスは弱い。本馬は、サンデーサイレンス3×3に加え、牝馬の活躍が少ないスクリーンヒーロー。厩舎含め、うーん…というのが本音。

32.グレイシアブルー  出資意欲D

 半兄ルーラーシップ産駒のメールドグラースが重賞馬。ヌレイエフクロス持ちは、本馬も同様。厩舎は若手の稲垣厩舎で、まだまだ未知数。手が出しづらいが、馬の出来次第では無くはない。

33.レースパイロット   出資意欲E

 母系を辿ればキンカメに行き着くも、母産駒に目立った活躍馬は無し。ヘニーヒューズ産駒×牝馬なので、積極的に出資することはない。グランドサッシュやヴェロニカグレースがいるので、シルク馬との相性が良さそうな武市厩舎自体はマイナスにはならないと思う。

34.モヒニ  出資意欲E

 アメリカンファラオ産駒ですから、ダートでしょうか。母父ガリレオですから、普通に考えるとこれからの繁殖牝馬としての価値の方が高そう。萩原厩舎なのは○。

35.トゥアーニー 出資意欲D

 海外馬に疎いので、よくわかりませんが、堀厩舎×フランケル産駒ということで7000万なのでしょうか。母は、G3勝ち馬でG1で3着馬で中々の実力馬。

36.ウッドコックムーン  出資意欲E

 もっとよくわかりません。厩舎もシルクとの相性はよくありません。

 

 

 

さて、以上で美浦バージョンが終わりです!

評価の集計は…

Aは2頭、Bは7頭、Cは5頭、Dは13頭、Eは8頭

でした!

繰り返しにはなりますが、馬体見て評価は変わるでしょうからDくらいまでなら出資馬に選定する可能性も十分にありそうですね!

 

次回は栗東編をー!