一口馬主の小学校~競馬を生涯娯楽として楽しむ~

競馬をこよなく愛する競馬ファン「バブ」による一口馬主デビュー日記。その他、雑記あり。

一口馬主生活から見る「種牡馬の世界」

こんばんは。

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バブです。

訳あって名前を変えました…。

 

今日の記事は、いつもよりやや長めです。

 

バブはほんの数週間前から一口馬主を始めたわけですが、

一口馬主を続けていくうえで、どの馬に出資すれば今後の一口馬主生活に活かせるのかという視点で出資馬を選んだつもりです。

 

例えば私の場合は(初めて出資する一頭ということも踏まえて)、リーディング上位の種牡馬(産駒の母体数が多く傾向が掴みやすい)の産駒から選ぶようにしました。

これは、出資馬の父馬の特徴がよくわかっていなければ、なぜ出資馬が凡走したのか、なぜ好走したのかが考察しづらく、今後の出資に活かせないと思ったからです。

 

種牡馬の世代交代

ところで、一口馬主にとって、種牡馬の特徴を掴むことが非常に重要なのは、競馬に精通した方ならば周知の事実でしょう(私は、一口馬主をデビューしたばかりなので、正直そこまで意識してなかったです…)。

 

そんな私ですが、最近、血統本を買ってみたり、netkeibaやjra-vanで、種牡馬のことについて調べてみたところ、

今後、数年で種牡馬の覇権争いがすごく激しくなりそうな予感がしましたので、文字に起こしてみよう!と、この記事の記述に至っています。

 

当たり前ですが、いつまでもディープインパクトキングカメハメハの産駒が走り続けるわけはありません。日本の競馬を永続するには、競走馬の血統をフレッシュに保つことが必須であり、必ず種牡馬の世代交代が起きます!

 

そこで、以下に現リーディング上位の種牡馬の現状と予想される動向と、その中で今年注目しておくべき種牡馬についてまとめてみました。

 

リーディング上位種牡馬の動向まとめ

ディープインパクト

まだまだ産駒に活気があり、世代交代は予感させないように感じますが、既に産駒のディープブリランテ(2014年産 123頭)、トーセンホマレボシ(2014年産 76頭)の産駒が走っています。

しかも。今後は、ディープインパクトの特徴を体現していそうなキズナ種牡馬になるために電撃引退したミッキーアイルなどが続々と種牡馬に。

種牡馬になるのが決定しているディープインパクト産駒

キズナミッキーアイルリアルインパクトスピルバーグトーセンラーワールドエースエイシンヒカリ

今年は、ディープブリランテトーセンホマレボシ産駒を追いかけてみましょう。良馬とも、現役時は、長く続く良い脚が強みだったので、少しディープインパクトの印象とは異なりますね。

また、上記のディープインパクト産駒の種牡馬たちは、それぞれ異母兄弟同士でも、父であるディープインパクトとも種付けが競合するでしょうから、各馬の種付け数は要チェック!

 

今年の追跡馬→ディープブリランテ産駒、トーセンホマレボシ産駒

 

キングカメハメハ

自身の体調不良からここ数年は、種付け数か減少中。しかし、今年は産駒のロードカナロアルーラーシップ種牡馬としてデビュー。特にロードカナロア現2歳世代が179頭デビューですから、期待の高さが伺えます。

キングカメハメハ産駒の種牡馬ディープインパクトと同じく、続々と大物が出てきます。

種牡馬になるのが決定しているキングカメハメハ産駒

ドゥラメンテラブリーデイローズキングダムホッコータルマエ

また、キングカメハメハ産駒ではありませんが、同じキングマンボ産駒で、非サンデー系ということでエイシンフラッシュ(2015年産 131頭)は、キングカメハメハやその産駒と種付が競合するでしょう。

 

今年の追跡馬→ロードカナロア産駒、ルーラーシップ産駒、エイシンフラッシュ産駒

 

ハーツクライ

ディープインパクトと同じく、種牡馬としてまだまだ現役で活躍してくれるでしょうから、この馬自身の産駒には引き続き注目。バブの出資馬もハーツクライの子ですしね!

今後はジャスタウェイウインバリアシオンの産駒が来年にデビュー!現役時は日本の競馬界を沸かせた両馬ですから、種牡馬としての期待もできますよね。

ひとまず、今年は、ハーツクライ産駒の種牡馬がいないので、ハーツクライ自身に注目しましょう。

 

今年の追跡馬→ハーツクライ

 

ステイゴールド

ここ数年の世界から見る日本の競馬は、この種牡馬無くして語れないでしょう。残念ながら2015年に亡くなってしまい、まさしく世代交代です。筆頭は間違いなくオルフェーヴルでしょう。種付け金額もあれほど活躍したのにも関わらず600万円(ディープインパクトは3000万円…)で抑えられており、種付け数は相当なものになっていくでしょう(今年デビューの2015年産は154頭が登録)。他にも兄のドリームジャーニーがいますが、現役時の活躍を考えればオルフェーヴルに流れるのは必然。長い目で見れば、オルフェーヴル産駒に注目しておいた方が、一口馬主としてもプラスかと思います。

今後は、ゴールドシップフェノーメノの産駒が出てきますので、オルフェーヴルとの種付け数と合わせて要チェックですね。

 

今年の追跡馬→オルフェーヴルの産駒

 

ネオユニヴァース

本馬の産駒はコンスタントに勝ち星を重ねており、リーディングでは常に上位に君臨。ダービー馬ロジユニヴァースや、皐月賞有馬記念勝利のヴィクトワールピサが世代交代先になるでしょうが、超大物と呼べるかというと疑問。

上記のディープインパクトハーツクライステイゴールドと、その種牡馬の産駒たち、SS系の覇権争いは激化するのが目に見えていますので、ロジユニヴァースヴィクトワールピサがこの激しい争いの中で勝てるのかは疑問。

事実、ロジユニヴァースは現2歳2015年産の登録数が39頭しかおらず、ヴィクトワールピサは、現3歳2014年産が104頭だったものの、現2歳2015年産は84頭で減少中。

もう数年はネオユニヴァース自身の産駒も出てくるでしょうから、本馬の産駒から大物が出てくることを期待したいですね。

 

今年の追跡馬→ヴィクトワールピサの産駒

 

ダイワメジャー

産駒はコンスタントに勝ち星を重ねるものの、胸を張って種牡馬に送り出せる産駒はまだ出てきていないように思います。現状で、近々種牡馬デビューをしそうなのは、カレンブラックヒル

まだまだ、ダイワメジャーの種馬生活も長いでしょうから、ダイワメジャーの産駒に引き続き注目しましょう。

 

おわりに

上に挙げた「今年の追跡馬」に関しては、毎週末のレース後に該当する馬についてコメントしていき、記録を当ブログに残していきたいと思います。

 

今後の記事では、上記以外の絶対に今年注目しておくべき種牡馬について書きたいと思います。

それでは、また(^^)/