シルクホースクラブ 2014年産(現3歳馬)はどうなってる!? その2
こんにちは。
今日は、少し前の記事↓↓の続きです。
一口馬主の出資馬検討のためのお勉強として、~その2~を書いてみます。
1頭目:牡 クライムメジャー(父ダイワメジャー)
募集価格:4,000万円 、一口価格:8万
厩舎:池江厩舎、成績:2-0-2-0-0-0(4戦2勝)
【解説】
現時点、2014年産のシルクホースクラブ場馬の中で、獲得賞金2位です!
G3でも3着しており、安定感のある成績です。一口価格が、8万円は、普通のサラリーマンである私には少しお高く見えますが、半兄に重賞戦線でも活躍したヒカルオオゾラやサトノノブレスがいますし、他の兄姉もコンスタントに勝ち上がっていることを考えると、十分に妥当ですね。仕上がりの早いダイワメジャー産駒なのも、2歳戦から活躍してくれそうですし。
買い要素は、早くから活躍してくれる父ダイワメジャーであること、半兄たちの活躍、そして、厩舎も文句なしの池江厩舎であること。3歳上の半兄のサトノノブレスも池江厩舎ですが、本馬までの半兄、半姉は別の厩舎であることから、この馬の期待度もうかがわせますね。
前回の記事に引き続き、厩舎だけでも十分に買いシグナルがありますね。価格が高めで、回収率は現時点で60%程度だそうなので、今後は重賞戦線での活躍に期待です。
2頭目:牡 リゾネーター(父ブレイム)
募集価格:2,800万円 、一口価格:5.6万
厩舎:牧光二厩舎、成績:2-0-0-1-0-0(3戦2勝)
【解説】
現時点、2014年産のシルクホースクラブ場馬の中で、獲得賞金5位です!
一口価格は、5.6万円で平均よりはわずかに高めに設定されています。生産が海外であり、血統に疎い私にはなかなか分析しづらい馬です。父ブレイムはブリーダーズカップ・クラシックであのゼニヤッタを破ったこともある種牡馬で、本馬もダートでの好走が期待されていたでしょう。その通り、新馬戦こそ4着ですが、そのあとは2戦連勝し、オープン入りしてますね。
牧光二厩舎は、コンスタントに20勝以上を獲得しており、勝利数で言えば十二分に買い要素あり。しかし、重賞勝利はアニメイトバイオのローズSのみ。現オープン馬はプロトコルとディアデルレイしかいませんが、ともにダートを主戦にしているところは本馬のことを考えると良い要素と言えそうですね。
個人的にはちょっと出資には及ばなさそうな一頭です。
3頭目:牝 ポールヴァンドル(父ダイワメジャー)
募集価格:1,600万円 、一口価格:3.2万
厩舎:上原博之厩舎、成績:1-2-1-0-0-0(4戦1勝)
【解説】
現時点、2014年産のシルクホースクラブ場馬の中で、獲得賞金8位です。
かなりお求めやすく一口価格が、3.2万円!成績も安定しており、前走で未勝利を勝ち上がりましたね。一つ上半兄レプランシュ(父ディープインパクト)は、キャロットファームで募集価格5000万の高額馬でしたが、きさらぎ賞でもサトノダイヤモンドの2着に好走しており、活躍したといえるでしょう。半姉たちは、ともに芝でデビューした後、主戦をダートに変更していることから、本馬も潰しが効きそうなのは好印象でしょう。
上原厩舎は本馬の父ダイワメジャーも見ていたことから、その産駒の特徴を良く把握してそうですし、プラス要素でしょう。年間勝利数が20勝を切ることがほとんどなので、少し心配ですが、重賞勝利馬はそこそこ輩出しています。父ダイワメジャーで早くから活躍してくれそうなのが、最大の買い要素でしょうか。
もちろん当時のカタログや調教の情報次第ですが、少し買いづらい一頭です。
前回から順に見ていますが、今回までの6頭の共通印象として、シルクホースクラブで走っている馬は、そんなに高額馬ではないなぁーという感じです。
2014年度産の現在獲得賞金
1位~10位の募集額の平均2,810万円、獲得賞金の平均1,611万円
11位~20位の募集額の平均2,480万円、獲得賞金の平均690万円
21位~30位の募集額の平均2,610万円、獲得賞金の平均313万円
もちろんまだデビューしていない馬もいるので、今後は入れ替わりもあるでしょうが、募集価格5,000万円ぐらいまでが現実的な出資のように思います。
まぁ、お金で買えない価値を買うのが一口馬主の愉しみかもしれませんが笑